TAC株式会社について

TAC株式会社では、 高耐久 ・ 高機能 (過酷な環境下で性能を発揮)塗料での施工からリーズナブルな施工まで、お施主様のライフサイクルに合ったプランをご提案いたします!

※AGCルミフロンサポートシステム表彰式
(2025年4月/KKRホテル東京にて)

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強み

超高耐久遮熱フッ素樹脂塗料 ルミステージの使用

AGCのルミステージ(超高耐久遮熱フッ素樹脂塗料)です。一般的な塗料が5年~10年で劣化するのに比べ、ルミステージは20年以上(実績)の長期間にわたって美しい外観と十分な性能を保ちます。40年の実績のある商品の戸建版として、お施主様にはメーカーの品質保証書お届け致します。責任と安心のメイクupショップです。

高所点検カメラの使用

弊社は、 屋根等の高所は上らずに点検できる様、高所点検カメラ (11メートル高所から撮影) で撮影し、点検報告書を作成いたします。
高所点検カメラを使用することで素早く、簡単に、安全に点検作業を行うことを可能にしています。

サーモグラフィ検査できます。

ベランダ軒天や、外壁北面の浴室窓下サイディングボード等に、雨染みや、破損がありませんか?原因がわからず放置すると、後々大変な工事になる事もあります。お気軽にご相談ください。

施工アルバムを工事後にお届け

確かな施工のお約束として、施工前から施工後までのすべての工程を約200枚の写真にまとめ、どのように施工されていったのか明確に分かるようにしております。アルバムは工事後にお届けいたします。こちらは弊社が創業当初から作っています。

事業内容

外壁・屋根塗装工事
板金工事
防水工事

新着情報

2026.02.24

点検前に確認、火災保険の屋根補償で修理費軽減

マイホームに長く住んでいると、屋根の色あせやひび割れ、台風のあとのズレなどが気になってくることがあります。けれども、いざ修理となると費用がどのくらいかかるのか不安になり、点検を後回しにしてしまう方も少なくありません。

とくに40代以上のご夫婦や、中古住宅を購入されたばかりの方にとっては、これからの住まいの維持費が大きな課題になります。屋根は普段目に入りにくい場所だからこそ、気づいたときには傷みが進んでいるケースもあります。

そこで確認しておきたいのが、火災保険の屋根補償です。火事だけでなく、台風や雹などの自然災害による被害が補償の対象になる場合があります。内容を知らないまま修理を進めてしまうと、本来使えた補償を見逃してしまうこともあります。

この記事では、火災保険と屋根補償の基本から、点検前に確認しておきたいポイント、そして工事を検討する際の注意点までを順を追って整理します。まずは補償の範囲から確認していきましょう。




火災保険の屋根補償とは?適用される範囲を確認



屋根の修理に火災保険が使えるのかどうかは、契約内容と被害の原因によって変わります。まずは、どのようなケースが補償対象になるのかを整理しておくことが大切です。


火災だけではない自然災害による屋根被害



火災保険という名称から、火事だけを補償するものと思われがちです。しかし実際には、台風や強風、雹、落雷などの自然災害による損害が含まれている契約が一般的です。

たとえば、台風の強風で屋根材がめくれた、飛来物が当たって瓦が割れたといった場合は、風災補償の対象になることがあります。雹で屋根材にへこみや割れが生じた場合も同様です。被害の原因が自然災害であることが確認できれば、修理費の一部が補償される可能性があります。


経年劣化と保険対象の違い



一方で、築年数の経過による色あせやひび割れ、塗膜のはがれなどは、経年劣化と判断されることが多く、原則として保険の対象外です。

ここで重要になるのが、自然災害による損傷と、もともとの劣化との違いです。たとえば、経年劣化していた屋根が台風によって一部破損した場合、その破損部分は補償対象になる可能性があります。原因を正確に見極めることが、適切な申請につながります。


契約内容で異なる補償範囲の確認方法



補償の範囲は、加入している保険の種類や特約の有無によって異なります。まずは保険証券を確認し、風災や雹災、雪災などの項目が含まれているかを見ておきましょう。

また、免責金額と呼ばれる自己負担額の設定も重要です。一定金額までは自己負担となる契約もありますので、修理費とのバランスを確認しておく必要があります。




屋根補償を受けるために知っておきたい火災保険の条件



補償の対象になる可能性があっても、申請の方法や条件を満たしていなければ給付は受けられません。点検や修理を進める前に、火災保険の基本的な条件を理解しておくことが大切です。


申請期限と事故報告のタイミング



まず確認したいのが、被害発生から申請までの期限です。一般的には、損害が発生してから3年以内であれば申請できるとされています。ただし、気づいた時点で早めに保険会社へ連絡することが望ましいです。

台風のあとに屋根材のズレを見つけた場合など、被害日がおおよそ特定できるケースでは、その日時を基準に手続きを進めます。時間が経つと、自然災害による損傷かどうかの判断が難しくなるため、異変に気づいたら早めの相談が重要です。


保険会社が確認するポイント



保険会社は、被害の原因と損傷の状況を重視します。提出する書類には、被害箇所の写真や修理見積書、被害状況の説明などが含まれます。

ここで大切なのは、実際の被害状況を正確に記録しておくことです。屋根は地上から見えにくいため、専門業者による点検写真が判断材料になります。被害前後の比較ができる資料があれば、より具体的な説明が可能です。


自己負担額や免責金額の仕組み



火災保険には、免責金額という自己負担の設定があります。たとえば免責金額が20万円の場合、修理費が50万円であれば30万円が保険金として支払われる形になります。

一方で、損害額が免責金額を下回ると保険金は支払われません。そのため、見積もり金額と契約内容を照らし合わせることが重要です。保険を使うべきかどうかは、費用全体のバランスを見て判断します。




火災保険で屋根修理費を軽減できるケース



実際にどのような被害であれば、火災保険の屋根補償が適用されるのでしょうか。ここでは、戸建て住宅で起こりやすい代表的な事例を整理します。被害の内容を具体的に知っておくことで、ご自宅の状況と照らし合わせやすくなります。


台風や強風による屋根材の破損



近年は大型台風や突風の発生が増えており、屋根材の浮きやズレ、棟板金のめくれといった被害が見られます。強風で固定部分が外れ、雨水が入り込みやすくなることもあります。

こうした風災による破損は、火災保険の補償対象に含まれていることが多いです。たとえば、台風通過後に屋根材の一部が落下している、雨どいが外れているなどの明確な損傷が確認できれば、申請の対象になる可能性があります。被害の発生日が特定できることも判断材料になります。


雹や落下物による損傷



雹が降ったあとに屋根材へ細かな割れやへこみが生じることがあります。金属屋根であれば表面に打痕が残り、スレート屋根では欠けやひびが発生することがあります。

また、台風時の飛来物が当たって瓦が割れるケースもあります。これらは外部からの衝撃による損傷と判断されやすく、補償対象となる場合があります。見た目では分かりにくい小さな損傷も、放置すると雨漏りにつながるため、早めの確認が重要です。


雨漏りが発生した場合の判断基準



室内に雨染みができて初めて屋根の異常に気づくこともあります。ただし、雨漏りがすべて保険対象になるわけではありません。原因が経年劣化なのか、台風などの災害によるものなのかが大きな分かれ目になります。

たとえば、強風後に天井へ急に雨染みが広がった場合は、屋根材の破損が原因である可能性があります。一方で、長年の防水層の劣化による浸水は対象外となることが一般的です。原因を正確に見極めるためにも、専門的な点検が欠かせません。




点検前に準備しておきたい火災保険と屋根補償の確認事項



屋根の点検を依頼する前に、あらかじめ確認しておきたいことがあります。事前準備をしておくことで、調査結果をどのように活かすか判断しやすくなります。


保険証券の内容を事前にチェック



まずはご自宅の火災保険証券を手元に用意し、補償内容を確認します。風災、雹災、雪災といった項目が含まれているか、免責金額はいくらかを把握しておきます。

また、建物のみが対象なのか、付帯設備まで含まれているのかも確認が必要です。屋根本体だけでなく、雨どいや軒天が被害を受けている場合もあります。契約内容を把握しておくと、点検結果を受けたあとに落ち着いて判断できます。


被害発生日時や状況の記録方法



被害が疑われる場合は、いつ頃から異常に気づいたのかを整理しておきます。たとえば、大きな台風の翌日に屋根材の落下を見つけた場合は、その日時が基準になります。

あわせて、外観の写真や室内の雨染みの写真を撮影しておくことも大切です。天候や状況をメモしておくと、後の説明が具体的になります。こうした記録は、保険会社へ提出する資料として役立ちます。


修理見積もりを依頼する際の注意点



点検と見積もりを依頼する際には、被害の原因を丁寧に調査してもらうことが重要です。自然災害による損傷なのか、経年劣化なのかを切り分ける視点が求められます。

屋根は高所にあるため、目視だけでは判断が難しい部分があります。写真付きの報告書があれば、状況を客観的に確認できます。見積書の内容についても、工事範囲や数量が明確に記載されているかを確認しておくと安心です。




屋根補償を活用した外壁塗装や屋根工事の考え方



屋根の被害が確認された場合、単に破損部分を直すだけでよいのか、それとも将来を見据えて工事内容を検討するべきか迷うことがあります。火災保険の屋根補償をきっかけに、住まい全体の状態を見直す視点も大切です。


屋根塗装と葺き替えの違い



屋根工事には、既存の屋根材を活かして表面を保護する屋根塗装と、古い屋根材を撤去して新しい材料に取り替える葺き替え工事があります。

塗装は、塗膜によって防水性や遮熱性を補い、劣化の進行を抑える目的があります。下地が健全な状態であれば、有効な選択肢になります。一方で、下地の腐食や広範囲の割れがある場合は、葺き替えを検討する必要があります。損傷の程度に応じて工事方法を選ぶことが重要です。


外壁塗装と同時に行うメリット



足場を設置する屋根工事では、同時に外壁塗装を行うケースもあります。足場費用は工事全体の中で一定の割合を占めるため、別々に行うよりも効率的です。

また、屋根と外壁は同じ時期に劣化が進むことが多いため、まとめて点検することで見落としを防げます。外壁にひび割れやシーリングの劣化がある場合は、雨水の侵入経路になりやすいため、あわせて補修することが住まいの保護につながります。


将来のメンテナンス費用を見据えた判断



短期的な修理費だけでなく、今後の維持費を考えることも大切です。たとえば、高耐久のフッ素樹脂塗料を使用することで、塗り替えの周期を長く保てる場合があります。一般的な塗料と比べて耐用年数が長い製品もあり、長期的な計画を立てやすくなります。

その時点の被害だけを見るのではなく、築年数やこれからの居住予定年数も踏まえて判断すると、無理のない工事計画が立てやすくなります。




TAC株式会社が行う火災保険対応の屋根点検と工事サポート



屋根の状態を正確に把握することは、火災保険の申請を検討するうえでも、今後の工事内容を決めるうえでも欠かせません。私たちは、確認の段階から工事完了まで、状況が分かりやすい形でお伝えすることを大切にしています。


高所点検カメラによる安全な調査



屋根は高所にあるため、無理に上って点検すると屋根材を傷めてしまう場合があります。そこで、11メートルの高さから撮影できる高所点検カメラを使用し、上らずに状況を確認しています。

撮影した写真をもとに報告書を作成し、どの部分にズレや割れがあるのかを具体的にご説明します。台風後の棟板金の浮きや、雹による表面の欠けなども画像で確認できるため、保険申請の資料としても活用しやすくなります。


サーモグラフィによる雨漏り確認



外観だけでは分からない浸水の兆候については、サーモグラフィを用いた確認も行っています。外壁の北面やベランダ軒天、浴室窓下のサイディングなど、雨水が回り込みやすい箇所を温度分布で確認します。

温度差が見られる部分は、水分を含んでいる可能性があります。目視とあわせて確認することで、原因の特定につなげます。早い段階で把握できれば、大規模な工事を避けられる場合もあります。


施工アルバムで工事内容を明確に共有



工事を行う場合は、施工前から完了までの各工程を写真で記録し、アルバムとしてお渡ししています。およそ200枚前後の写真をまとめ、下地処理や塗装の重ね塗りなど、見えにくい工程も確認できるようにしています。

どのような材料を使い、どの順番で施工したのかを後から見返せることは、将来のメンテナンス計画を立てるうえでも役立ちます。住まいの状態をお客様と一緒に確認しながら進めることを心がけています。




火災保険と屋根補償を活用する際の注意点



火災保険の屋根補償は、条件を満たせば修理費の負担を抑える手段になります。一方で、内容を正しく理解せずに進めてしまうと、思わぬトラブルにつながることもあります。安心して活用するために、いくつかの視点を押さえておきましょう。


不適切な申請トラブルを避けるために



自然災害による被害であることが前提となるため、経年劣化を災害と混同しないことが重要です。実際の被害状況と異なる内容で申請すると、保険会社との間で認識のずれが生じる可能性があります。

また、訪問営業などで強引に申請を勧められるケースも耳にします。被害状況を冷静に確認し、書類の内容を理解したうえで手続きを進めることが大切です。疑問があれば、その場で判断せずに保険会社へ直接確認する姿勢が安心につながります。


保険を前提にした過剰工事を防ぐ視点



保険金が出ることを前提に、必要以上の工事を提案される場合もあります。しかし、本当に必要な範囲を見極めることが住まいを守るうえで重要です。

たとえば、部分補修で対応できる損傷に対して全面葺き替えを勧められると、自己負担が増えることもあります。被害箇所と劣化箇所を分けて考え、目的に合った工事内容を選ぶことが納得につながります。


信頼できる業者選びのポイント



屋根は普段見えにくいため、説明の分かりやすさが業者選びの判断材料になります。写真や報告書を提示し、被害の状況を具体的に説明してくれるかどうかが一つの目安です。

さらに、保険の仕組みについても過度な期待を持たせず、契約内容に基づいて説明する姿勢が重要です。住まいの状態を一緒に確認しながら、将来の維持も考えた提案をしてくれる業者であれば、長く付き合いやすくなります。



まとめ



火災保険の屋根補償は、台風や強風、雹などの自然災害による被害に対して修理費の一部を補償する仕組みです。屋根材のズレや割れ、飛来物による破損などは対象となる場合がありますが、経年劣化は原則として含まれません。まずは契約内容を確認し、免責金額や補償範囲を把握することが出発点になります。

また、被害の発生日や状況を記録し、写真を残しておくことが申請時の判断材料になります。点検では、原因が自然災害かどうかを見極めることが重要です。そのうえで、屋根塗装や葺き替え、外壁塗装など、今後の住まいの維持計画をあわせて考えると、無理のない工事につながります。

私たちは、高所点検カメラやサーモグラフィを活用し、屋根や外壁の状態を具体的な画像で確認しています。さらに、施工前から完了までの工程を写真でまとめたアルバムをお渡しし、どのような工事を行ったのかを明確にお伝えしています。住まいの傷みを早い段階で把握し、選択肢があるうちに対処することが、将来の大きな修繕を防ぐ一助になります。

火災保険の屋根補償を正しく理解し、点検とあわせて検討することで、修理費の負担を抑えながら住まいを守ることができます。屋根や外壁の状態が気になる場合は、状況の確認から始めてみませんか。ご相談は下記より承っております。

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2026.02.16

外壁のカビを防止するには? 点検と塗装の注意点

外壁の黒ずみや緑色の汚れが気になっていませんか。雨のあとに壁の一部だけ色が変わって見えたり、北側の面にうっすらと広がる汚れを見つけたりすると、不安になるものです。とくに築10年前後の戸建てでは、塗膜の防水性が少しずつ低下し、湿気を含みやすい状態になっています。

また、中古住宅を購入されたばかりの方にとっては、どの程度までが経年変化で、どこからが補修のサインなのか判断が難しいこともあります。外壁のカビは見た目の問題だけでなく、塗装や下地の劣化と関係している場合もあります。

この記事では、外壁のカビを防止するために知っておきたい原因や点検の視点、そして塗装時の注意点までを順に整理します。住まいを長く保つための判断材料として、ぜひ参考にしてください。




外壁のカビ防止が必要な理由とは



外壁に発生するカビは、単なる汚れのように見えても、住まいの状態を知らせるサインであることがあります。まずは、なぜカビが発生するのか、その背景から確認していきましょう。


外壁にカビが発生する主な原因



カビは湿気と栄養分がそろうことで増殖します。外壁の場合、雨水や結露による水分、そして空気中のほこりや排気ガスの汚れが付着することで、カビが育ちやすい環境が整います。塗膜が劣化して防水性が弱まると、外壁材が水分を含みやすくなり、さらに発生しやすくなります。

とくにサイディングボードは目地部分から水分が入り込むことがあり、コーキングのひび割れも原因の一つです。細かな隙間が、カビの発生条件をつくります。


放置することで起こる外壁への影響



見た目だけの問題と思って放置すると、塗膜の劣化が進みます。カビや藻は水分を保持しやすく、外壁が乾きにくい状態になります。その結果、塗装のはがれやチョーキング現象、さらには外壁材そのものの傷みにつながることがあります。

一部にとどまっているうちに対処すれば、洗浄や部分補修で済む場合もあります。範囲が広がると足場を組んだ本格的な塗装工事が必要になることもあるため、早めの確認が大切です。


北面や日当たりの悪い場所で起こりやすい理由



建物の北側や隣家との間隔が狭い面では、日光が当たりにくく乾燥しづらい環境になります。日射による乾燥が少ないと、外壁表面の水分が長時間残ります。その状態が続くと、カビや藻が根を張りやすくなります。

また、浴室やキッチンの換気口付近では湿気が外に排出されるため、周囲の外壁が湿りやすくなります。場所ごとの条件を把握することが、カビ防止の第一歩です。




住まいを守るための外壁カビ防止の基本対策



外壁のカビは、特別な工事をしなければ防げないものではありません。日頃の確認や環境の整え方によって、発生しにくい状態を保つことができます。ここでは、ご家庭でも意識しやすい基本的な対策を整理します。


日常でできる簡単なチェック方法



まず意識したいのは、年に一度でもよいので建物の周囲を一周して外壁を見てみることです。とくに北側や隣家との間隔が狭い面、ベランダ下、窓まわりなどは重点的に確認します。色がまだらに変わっていないか、触れると粉がつく状態になっていないかを目視で確認します。

また、雨上がりの翌日に外壁の乾き方を観察するのも一つの方法です。一部分だけ長時間湿っている場合は、水はけや通気に課題がある可能性があります。小さな変化に気づくことが、広がりを防ぐきっかけになります。


外壁洗浄のタイミングと注意点



表面にうっすらとカビや藻が見られる段階であれば、早めの洗浄が有効です。ただし、家庭用の高圧洗浄機を強い圧力で使用すると、塗膜を傷めるおそれがあります。水圧や距離に配慮し、目地やシーリング部分には直接強く当てないことが大切です。

広範囲に広がっている場合や、何度洗っても再発する場合は、塗膜の防水性が低下していることも考えられます。その際は、洗浄だけで済ませるのではなく、専門的な点検を検討することが現実的です。


通気や排水環境を整える重要性



敷地内の環境もカビの発生に関わります。たとえば、外壁のすぐそばに物置や植栽が密接していると、風通しが悪くなり湿気がこもりやすくなります。外壁から少し距離をとるだけでも乾燥しやすい状態になります。

さらに、雨どいの詰まりや破損があると、外壁に直接雨水が流れ落ちることがあります。排水経路が正常に機能しているか確認することで、余分な水分を壁面に残さない環境をつくれます。住まい全体の通気と排水を意識することが、長期的なカビ防止につながります。




点検から始める外壁カビ防止の第一歩



外壁のカビ防止を考えるとき、やみくもに塗装を検討する前に、まずは現状を正しく把握することが欠かせません。見えている汚れだけでなく、その裏にある劣化や水分の状態まで確認することで、必要な対処が見えてきます。


高所点検カメラによる安全な確認方法



屋根の軒先や2階部分の外壁など、高い位置は地上からでは細かな状態が分かりにくいものです。無理に脚立で確認すると転落の危険もあります。

そこで役立つのが高所点検カメラです。地上から操作し、約11メートルの高さまで撮影できるため、屋根や外壁の上部を安全に確認できます。ひび割れやシーリングの劣化、塗膜のはがれなどを画像で把握できるため、カビの原因となる水の侵入経路を探る手がかりになります。写真として記録が残るため、経年変化の比較にも活用できます。


サーモグラフィ検査で分かる水分滞留



外壁表面が乾いて見えても、内部に水分が残っているケースがあります。とくに北面の浴室窓下やベランダ下などは、雨水や生活排水の影響を受けやすい場所です。

サーモグラフィを用いると、表面温度の違いから水分が滞留している可能性のある箇所を確認できます。周囲より温度が低い部分は、水分を含んでいる可能性があります。目視だけでは分かりにくい状態を可視化することで、カビの再発につながる原因を早い段階で見つけやすくなります。


劣化症状を早期に見つけるメリット



塗膜の色あせやチョーキング、シーリングのひび割れなどは、外壁が発する初期の変化です。こうした段階で対処すれば、部分補修や塗り替えで対応できる場合が多く、工事範囲を抑えやすくなります。

一方で、下地材まで水分が入り込み傷みが進むと、外壁の張り替えなど大がかりな工事が必要になることもあります。住まいの状態を定期的に確認し、小さな変化のうちに対応することが、結果として負担を抑えることにつながります。




外壁塗装で行うカビ防止対策のポイント



点検によって塗膜の劣化が確認された場合、外壁塗装はカビ防止の有効な手段になります。ただし、塗料を塗るだけでは十分とはいえません。下地の状態や施工内容によって、仕上がりや耐久性に差が出ます。


防カビ、防藻性能を持つ塗料の選び方



塗料には、防カビ剤や防藻剤が配合されているものがあります。これらは塗膜表面で微生物の増殖を抑える成分を含んでおり、湿気の多い環境でも発生しにくい状態を保ちます。

一方で、塗料の性能は耐久年数や樹脂の種類によっても異なります。アクリル、シリコン、フッ素など、それぞれに特徴があります。耐候性が高い塗料は、紫外線や雨風による劣化が緩やかで、防水性を長く維持しやすい傾向があります。カビ防止を考える際は、単に価格だけでなく、外壁の素材や立地条件に合った性能を選ぶことが重要です。


下地処理と高圧洗浄の重要性



塗装前には、既存のカビや汚れをしっかり除去する必要があります。高圧洗浄で表面の汚れを落とし、必要に応じて専用の洗浄剤を使用します。この工程が不十分だと、塗膜の密着が弱くなり、早期のはがれにつながります。

さらに、ひび割れの補修やシーリングの打ち替えも欠かせません。外壁の隙間から水が入り込む状態のまま塗装しても、内部で劣化が進むおそれがあります。見えない部分の処理こそが、カビ防止の基礎になります。


耐久性を左右する施工管理の確認点



塗料は、規定の塗布量や乾燥時間を守ることで本来の性能を発揮します。下塗り、中塗り、上塗りの各工程を適切に行うことが大切です。天候条件も仕上がりに影響するため、雨天や湿度の高い日の施工管理も重要な要素です。

工事内容が写真などで記録されていると、どのような作業が行われたのか確認しやすくなります。施工の透明性は、長期的な安心にもつながります。塗装は見た目を整えるだけでなく、外壁を水分から守る役割を担っていることを意識したいところです。




外壁カビ防止と遮熱塗料の関係



外壁のカビ防止を考える際、湿気対策だけでなく外壁表面の温度変化にも目を向けることが大切です。日射の影響を受けやすい外壁は、昼夜で温度差が生じます。その繰り返しが塗膜の劣化を早め、防水性の低下につながることがあります。


遮熱性能が外壁環境に与える影響



遮熱性能を持つ塗料は、太陽光の赤外線を反射しやすい性質があります。外壁表面の温度上昇を抑えることで、塗膜や下地材への負担を軽減します。温度変化が緩やかになると、塗膜の膨張と収縮の繰り返しが抑えられ、ひび割れの発生リスクも下がります。

また、表面温度が過度に上がりにくいことで、結露の発生条件が変わる場合もあります。湿度の高い地域や日射の強い立地では、こうした性能が外壁の保護に役立ちます。


AGCルミステージの耐久性と特徴



外壁の長期保護を考える場合、塗料の耐候性は重要な要素です。AGCのルミステージは、フッ素樹脂を主成分とした塗料で、紫外線に強い特性があります。一般的な塗料が約5年から10年で塗り替えを検討するケースが多いのに対し、15年から20年程度の耐久性が期待されています。

加えて、メーカーによる品質保証書が発行される点も特徴です。性能の裏付けが明確であることは、長期的な住まいの維持管理を考えるうえで判断材料になります。


メーカー保証がある塗料を選ぶ安心感



塗装工事は決して小さな出費ではありません。そのため、塗料そのものに保証が付いているかどうかは確認しておきたいポイントです。保証内容や期間が明示されていると、万が一の際の対応範囲が分かります。

さらに、施工店とメーカーの双方で管理体制が整っていると、塗料の性能を十分に引き出す環境が整います。外壁カビ防止は短期的な対策ではなく、10年、20年先を見据えた選択が求められます。塗料の性能と保証の有無をあわせて検討することが大切です。




外壁カビ防止と屋根、ベランダの同時点検の重要性



外壁のカビが目立つと、どうしても壁面だけに意識が向きがちです。しかし実際には、屋根やベランダの状態が影響していることも少なくありません。建物全体を一体として捉えることで、原因の見落としを防ぎやすくなります。


屋根の劣化が外壁に与える影響



屋根材が劣化してひび割れやズレが生じると、雨水の流れ方が変わる場合があります。本来は雨どいへ流れるはずの水が外壁に伝ってしまうと、壁面の一部だけが常に湿った状態になります。その結果、カビや藻が発生しやすい環境が生まれます。

また、棟板金の浮きやコーキングの切れなど、屋根の細かな不具合も雨水の侵入につながります。外壁のカビが屋根の劣化サインと関連していることもあるため、同時に確認することが重要です。


ベランダや軒天の雨染みチェック



ベランダの防水層に傷みがあると、床面から水が浸入し、外壁や軒天に影響が及ぶことがあります。とくにベランダ下の天井部分に雨染みが見られる場合は、内部に水分が回っている可能性があります。

さらに、軒天の塗装がはがれていたり、シミが広がっていたりする場合も注意が必要です。これらは単なる汚れではなく、水分の滞留を示していることがあります。外壁だけでなく周辺部位を含めた確認が、再発防止につながります。


火災保険が適用されるケースの確認



台風や強風、雹などの自然災害によって屋根や外壁が破損した場合、火災保険が適用されることがあります。ひび割れや破損の原因が経年劣化ではなく突発的な被害であると認められれば、補修費用の一部が補償される可能性があります。

そのため、被害の状況を写真で記録し、専門的な点検を受けることが大切です。外壁のカビ対策を検討する際には、保険の対象となるかどうかも含めて整理すると、費用面の見通しが立てやすくなります。




TAC株式会社が行う外壁カビ防止を見据えた住まいの点検



ここまで外壁カビ防止の考え方をお伝えしてきましたが、実際の住まいでは劣化の進行具合や立地条件によって必要な対処が異なります。私たちは、すぐに工事を前提とするのではなく、まず現在の状態を正確に把握することを大切にしています。


選択肢の多い段階でのご提案



築年数が10年前後になると、塗膜の防水性が少しずつ低下し始めます。ただし、すぐに張り替えが必要とは限りません。塗り替えで十分な場合もあれば、部分補修で様子を見られる場合もあります。

住まいを人に例えるなら、軽い不調の段階で手当てをすることで、大きな治療を避けられることがあります。外壁や屋根の症状をお客様と一緒に確認し、今できること、数年後に検討することを整理しながらお伝えしています。早い段階で状況を共有することで、無理のない判断がしやすくなります。


施工アルバムで分かる工事内容



塗装や補修は、完成後に見えなくなる工程が多くあります。下地補修やシーリングの打ち替えなどは、仕上がりだけでは判断できません。

そこで、工事前から完了までの各工程を写真にまとめ、施工アルバムとしてお渡ししています。およそ200枚近い写真で工程を記録するため、どの部分にどのような作業を行ったのかが具体的に確認できます。将来のメンテナンス計画を立てる際にも、記録として役立ちます。


戸建て外壁塗装から張り替えまでの対応範囲



外壁の状態によっては、塗装だけでなく張り替えを検討するケースもあります。下地まで傷みが進行している場合は、表面を塗り替えるだけでは十分とはいえません。

戸建ての外壁塗装、外壁の張り替え、屋根塗装、屋根の葺き替えまで対応しているため、建物全体の状態を踏まえたご提案が可能です。部分的な補修から全面改修まで、現状に合わせて選択肢を整理することを心がけています。




まとめ



外壁のカビは、見た目の問題にとどまらず、塗膜の劣化や水分の滞留と深く関わっています。北面や日当たりの悪い場所、換気口まわりなどは発生しやすく、早い段階で気づくことが大切です。日常的な目視確認や雨上がりの乾き方の観察だけでも、変化に気づきやすくなります。

さらに、外壁だけでなく屋根やベランダの状態も影響します。高所点検カメラやサーモグラフィなどを活用し、目に見えない部分まで確認することで、原因を整理しやすくなります。塗装を行う場合は、防カビ性能だけでなく、下地処理や耐久性、保証内容まで含めて検討することが重要です。

私たちは、住まいの状態をお客様と一緒に確認し、今どの段階にあるのかを共有することを大切にしています。高所点検カメラによる撮影や、工事後の施工アルバムの作成など、経過が分かる形でお伝えしています。外壁のカビ防止や戸建て外壁塗装について気になる点がありましたら、まずは現状確認から始めてみませんか。

詳しいご相談や点検のご依頼は、こちらから受け付けております。

お問い合わせはこちら
2026.02.12

フッ素樹脂塗料の耐久性は何年?外壁塗装で後悔しない選び方

外壁塗装を考え始めると、フッ素樹脂塗料は長持ちすると聞くけれど実際は何年くらいなの?と気になりますよね。できれば塗り替え回数を減らしたい一方で、費用も安くはありません。カタログの数字を信じていいのか、うちの家の環境でも同じように持つのか、判断が難しいところです。この記事では、耐久性の目安とブレる理由、選ぶときに見ておきたい点を整理していきます。読んだあとに、ご自宅の状況に照らして考えやすくなるはずです。




フッ素樹脂塗料の耐久性は何年が目安?


フッ素樹脂塗料の耐久性は、一般的に長めとされます。ただし年数は環境や下地で変わるので、数字だけで決めると後悔につながりやすいです。ここでは目安の捉え方を、できるだけ分かりやすくほどきます。


耐用年数の一般的な目安と幅が出る理由


フッ素樹脂塗料の耐用年数は、おおむね15年から20年程度が目安として語られることが多いです。ただしこれは、日当たり、雨の当たり方、海が近いかどうか、周囲の交通量、外壁材の種類などで前後します。たとえば南面と北面で劣化の進み方が違うのはよくある話で、同じ家でも面ごとに差が出ます。さらに、屋根は外壁よりも紫外線と雨を強く受けるため、同じ塗料でも屋根のほうが先に傷みやすい傾向があります。つまり何年持つかは、塗料の性能だけでなく住まいの置かれ方で幅が出ると考えるのが自然です。


カタログ値と実際の劣化がズレるポイント


カタログにある耐久年数は、一定の条件を想定した評価や試験結果をもとに示されている場合があります。現場では、下地の状態がそろっていなかったり、以前の塗膜が劣化していたり、細かなひび割れやシーリングの傷みが進んでいたりします。こうした要素があると、塗料自体が高性能でも、塗膜としての寿命が縮みやすいです。また、濃い色は色あせが目立ちやすいなど、見た目の変化が先に出ることもあります。耐久性は塗膜が守る力だけでなく、見た目の変化も含めて体感されるので、ズレが起きやすい点は押さえておきたいところです。


耐久性を年数だけで判断しないための見方


年数の代わりに、何をもって塗り替え時期とするかを決めておくと判断がラクになります。たとえば、チョーキングが出たら点検、ひび割れが増えたら補修優先、シーリングに切れがあれば早めに手当て、という具合です。見積もりの比較でも、塗料名だけでなく下地処理やシーリングの扱いがどう書かれているかを見ると、耐久性の差が出るポイントを拾いやすくなります。フッ素樹脂塗料を選ぶなら、塗料のグレードに見合う下地と施工がそろっているかをセットで確認するのが、後悔を減らす近道です。




フッ素樹脂塗料が長持ちしやすい理由をやさしく整理


フッ素樹脂塗料が長持ちしやすいと言われるのには、材料としての性質があります。ただ、万能というより得意分野がある塗料です。ここでは仕組みと考え方を、生活者目線で整理します。


フッ素樹脂の性質と塗膜が劣化しにくい仕組み


塗料は乾くと塗膜になり、紫外線や雨風から外壁を守ります。フッ素樹脂は、塗膜をつくる成分の結びつきが強い性質があり、紫外線などで分解されにくい方向に働きます。そのため、同じ条件なら塗膜がやせにくく、表面の保護力が落ちるまでに時間がかかりやすいです。結果として、塗り替えの間隔を長めに考えられるケースが出てきます。もちろん下地や施工の影響は受けますが、塗膜としての土台が強いイメージを持つと理解しやすいです。


紫外線、雨、汚れに対する強さの考え方


外壁の劣化を進める大きな要因は紫外線と水分です。紫外線は塗膜の表面を少しずつ壊し、雨は小さな隙間から水分を運びます。フッ素樹脂塗料は、紫外線での劣化が進みにくいとされ、表面の状態が保たれやすい傾向があります。また、表面が比較的なめらかに保たれると、汚れが定着しにくく、雨で流れやすいという考え方もあります。ただし、立地によっては排気ガスや砂ぼこりが付着しやすいので、汚れにくさだけで期待しすぎず、環境に合わせて色や仕上げを選ぶのが現実的です。


外壁材との相性で差が出るケース


外壁材には、窯業系サイディング、モルタル、ALCなどがあり、それぞれ動き方や水の含み方が違います。たとえばモルタルは細かなひび割れが出やすいことがあり、塗膜の伸びや下地補修の丁寧さが効いてきます。サイディングは目地のシーリングが要で、ここが傷むと水が回りやすくなります。フッ素樹脂塗料の性能を活かすには、外壁材ごとの弱点を先に手当てしておくことが大切です。相性の確認は、塗料の説明だけでなく下地の診断から始まります。




耐久性が落ちる原因は施工と下地にあることが多いです


塗料のグレードを上げても、下地や施工が追いつかなければ耐久性は伸びにくいです。ここは見えにくい部分ですが、外壁塗装の満足度を左右しやすいところです。


下地処理不足で起きやすい不具合の例


高圧洗浄が弱く汚れが残ったままだと、塗膜が密着しにくくなります。古い塗膜の粉が残っている場合も同じで、上に良い塗料を塗っても、土台が弱いと早期にはがれやすいです。また、ひび割れ補修が浅い、欠損部の成形が甘いといった状態で塗ると、数年で同じ場所に症状が戻ることがあります。下地処理は地味ですが、耐久性を支える基礎工事のようなものです。見積書では、下地補修の範囲や内容が曖昧になりやすいので、どこをどう直すのかを確認しておくと安心です。


シーリングの劣化が塗膜寿命に与える影響


サイディング外壁では目地のシーリングが水の侵入口になりやすいです。シーリングが硬くなって割れたり、壁からはがれたりすると、雨水が入り込みやすくなり、ボードの反りや下地の傷みにつながることがあります。その状態で塗装しても、内部の動きや水分で塗膜に負担がかかり、ひび割れやふくれの原因になります。塗装と同時にシーリングをどう扱うかは重要で、打ち替えか増し打ちか、適した材料か、乾燥時間を取れているかがポイントです。ここを丁寧に整えるほど、塗膜の寿命も安定しやすくなります。


塗布量、乾燥時間、重ね塗り回数の重要点


塗料は、決められた塗布量と乾燥時間を守って初めて性能を発揮します。薄く伸ばしすぎると塗膜が必要な厚みにならず、耐久性が落ちやすいです。逆に、乾かないうちに重ね塗りすると、内部に水分や溶剤が残り、ふくれや密着不良につながることがあります。標準は下塗り、中塗り、上塗りの3回が多いですが、下地の状態によっては補修や下塗りの追加が必要になる場合もあります。見積書で工程が明記されているか、工期が極端に短くないかを見ておくと、施工品質を想像しやすくなります。




フッ素樹脂塗料でも劣化サインは出ます


長持ちしやすい塗料でも、劣化がゼロになるわけではありません。早めに気づけば、補修が小さく済むこともあります。見分け方を知っておくと、点検の相談もしやすくなります。


チョーキング、色あせ、艶引けの見分け方


手で外壁を触ったときに白い粉が付く現象がチョーキングです。塗膜表面が紫外線などで分解され、顔料が粉状になって出てくる状態で、塗り替えの検討サインの一つです。色あせは、日当たりの良い面から先に出やすく、特に濃色は変化が分かりやすいです。艶引けは、新築時や塗装直後の光沢が落ちて、しっとりした見え方になる変化です。これらは急に危険というより、塗膜の表面が疲れてきた合図なので、写真を撮って変化を追うのもおすすめです。


ひび割れ、はがれ、ふくれが示す下地トラブル


ひび割れは、外壁材の動きや下地の劣化、施工時の補修不足などが背景にあることがあります。細いひびでも、雨が入りやすい場所だと傷みが進みやすいです。はがれは密着不良が疑われ、下地処理や旧塗膜の状態が影響している場合があります。ふくれは内部に水分が回っていたり、乾燥不足で空気や溶剤が残っていたりすることがあります。こうした症状は、塗料の種類だけでは説明できないことも多いので、原因を切り分ける点検が大切です。


放置すると補修範囲が広がりやすい症状


小さなひび割れを放置すると、雨水が入り、下地の木部やボード、金物に影響が出ることがあります。すると、塗装だけでは済まず、部分的な張り替えや板金補修が必要になる場合もあります。シーリングの切れも同様で、目地周りから水が回ると、外壁の反りや釘浮きにつながりやすいです。早めに手当てできれば、補修範囲は狭く、費用も読みやすくなります。気になる症状があれば、まずは現状確認から始めるのが安心です。




他塗料と比べてどう違う?シリコン・無機との耐久性比較


フッ素樹脂塗料が気になっていても、シリコンや無機と何が違うのかは分かりにくいですよね。ここでは耐用年数の目安と、費用の考え方を整理します。数字は環境と施工で変わる前提で、比較の目安として見てください。


耐用年数の目安と特徴を横並びで整理


シリコン系は、扱いやすくバランス型として提案されることが多く、目安は10年から15年程度とされます。フッ素樹脂系は15年から20年程度が目安として語られやすく、紫外線に強い方向の特徴があります。無機系は商品設計によって幅があり、15年から25年程度の目安で示されることがありますが、下地や材料の組み合わせで差が出やすい印象です。どれが正解というより、家の状態と予算、次の住まい方に合うかで選ぶのが現実的です。


初期費用と塗り替え回数から見る考え方


初期費用だけを見ると、一般的にはシリコンよりフッ素樹脂のほうが上がりやすいです。ただ、長い目で見たときに塗り替え回数が減れば、足場代や付帯部の工事回数も抑えられる可能性があります。たとえば今後20年住む想定なら、10年ごとに2回塗るのか、15年から20年で1回に近づけるのかで、総額の考え方が変わります。もちろん実際は劣化状況で前後するので、点検を挟みながら計画を調整するのが無理のない進め方です。


フッ素が向く家、別グレードが向く家


フッ素樹脂塗料は、塗り替え回数を抑えたい、日当たりが強い面の劣化が気になる、外観を長めに保ちたいといった希望と相性が良いです。一方で、近い将来に増改築や外壁の張り替え予定があるなら、必ずしも高グレードが得とは限りません。また、下地の傷みが進んでいる場合は、塗料のグレードより先に補修計画を優先したほうが納得感が出やすいです。住まい方の予定と現状の傷み具合をセットで考えると、選びやすくなります。




外壁塗装で後悔しない選び方チェックリスト


同じフッ素樹脂塗料でも、見積書の中身や工事の前提が違うと結果が変わります。ここでは契約前に確認したい点を、チェックリストの感覚でまとめます。


見積書で確認したい項目と記載のされ方


まず見たいのは、下塗り、中塗り、上塗りの工程が分かれて書かれているかです。一式表記が多いと、塗布量や工程が読み取りにくくなります。次に、下地補修の内容です。ひび割れ補修、欠損補修、ケレン作業の範囲が具体的かを確認すると安心です。シーリング工事は、打ち替えか増し打ちか、材料名、数量が書かれているかがポイントです。さらに、付帯部の範囲も重要で、雨樋、破風、軒天、シャッターボックスなどが含まれるかで金額が変わります。


付帯部や屋根との塗料グレードのそろえ方


外壁だけ高耐久にしても、付帯部が早く傷むと、そこだけ先に手当てが必要になることがあります。特に屋根は外壁より過酷なので、屋根と外壁のバランスをどうするかは悩みどころです。必ず同じグレードにそろえる必要はありませんが、次の点検や塗り替えのタイミングを合わせたいなら、耐用年数が近い組み合わせにしておくと計画が立てやすいです。逆に、屋根は板金や下地の状態で塗装以外の選択肢が必要な場合もあるので、屋根材の種類と状態を見てから決めるのが安全です。


保証の考え方と注意したい条件


保証は心強い一方で、対象範囲と条件を確認しておかないと、いざというときに行き違いが起きます。たとえば、塗膜のはがれは対象でも、色あせや汚れは対象外という場合があります。また、下地の動きが原因のひび割れは対象外になることもあります。保証年数だけで比べず、何が対象で、どんな場合に対象外になるかを説明してもらうと納得しやすいです。あわせて、定期点検の有無や、点検を受けないと保証が継続しない条件があるかも確認しておくと安心です。




フッ素樹脂塗料の性能を活かすメンテナンスの考え方


フッ素樹脂塗料を選んだら、塗って終わりではなく、傷みが小さいうちに気づくことが長持ちにつながります。難しいことをする必要はなく、要点を押さえた点検が中心です。


点検のタイミングと見ておきたい場所


目安としては、塗装後も数年に一度は外周をぐるっと見て、変化がないか確認するのがおすすめです。見ておきたいのは、日当たりの強い南面と西面、雨が当たりやすい北面、そして窓まわりやベランダ周辺です。シーリングの切れ、外壁のひび、軒天の雨染み、基礎付近の汚れ方などは、異変のサインになりやすいです。屋根は見えにくいので、無理に上らず、地上から見える範囲で色むらや板金の浮きを確認する程度で十分です。


軽い補修で延命しやすいケース


シーリングの小さな切れや、部分的なひび割れ、付帯部の塗膜の薄れなどは、早めに補修すると広がりを抑えられることがあります。雨水の入口を先に塞ぐイメージです。外壁全体がまだしっかりしている段階なら、部分補修で様子を見ながら次の塗り替え時期を調整できる場合もあります。反対に、塗膜のはがれやふくれが複数出ているときは、原因の確認が先です。延命のつもりが、かえって手戻りになることもあるので、症状の見極めが大切です。


塗り替え前にやっておくと安心な確認


次の塗り替えを考えるときは、外壁材の種類、過去の塗料、シーリングの履歴を分かる範囲で整理しておくと話が早いです。見積もりを取るときは、同じ条件で比較できるように、希望する仕上がり、色の方向性、屋根も同時にやるか、付帯部の範囲を伝えておくとブレが減ります。塗料のグレードだけでなく、下地補修とシーリングの扱いを含めて説明してもらい、疑問点を残さないことが後悔を減らします。分からない点は、遠慮せずに聞いて大丈夫です。




TAC株式会社の外壁塗装が大切にしていること


外壁塗装は、塗料選びだけで決まるものではありません。今のお家がどんな状態で、どこから手当てをするのが良いのかを一緒に整理できると、工事の納得感が上がりやすいです。私たちが現場で大切にしている点をお伝えします。


お家の症状を一緒に確認して必要な手当を考えます


お家の傷みは、外壁の色あせのように分かりやすいものもあれば、シーリングの切れや雨水の回りのように気づきにくいものもあります。TAC株式会社では、まず症状を一緒に確認し、どこを優先して手当てするかを整理します。早い段階で選択肢が多いほど、補修の範囲や費用の考え方も組み立てやすいです。無理に急がせるのではなく、現状把握から始めることを大切にしています。


AGCの超高耐久遮熱フッ素樹脂塗料を採用しています


塗料は性能だけでなく、メーカーとしての実績や保証の考え方も含めて選ぶと安心材料になります。TAC株式会社では、AGCの超高耐久遮熱フッ素樹脂塗料を採用しています。遮熱性を備えた設計で、外壁や屋根の状態とご希望に合わせて提案しています。メーカーの品質保証書をお渡しできる体制も整えていますので、書面で確認したい方にも向いています。


高所点検カメラで屋根に上らず点検し、報告書を作成します


屋根の点検は、上って確認するイメージがあるかもしれませんが、安全面の不安もあります。TAC株式会社では高所点検カメラを使い、屋根に上らずに撮影し、点検報告書を作成しています。見えない場所ほど不安になりやすいので、写真で一緒に確認できる形にしています。必要な補修の範囲も、根拠を持って話しやすくなります。


サーモグラフィ検査で雨水の不安要素も確認できます


ベランダ周辺や北面の外壁、浴室窓下などに雨染みがあると、原因が分からずモヤモヤしやすいですよね。TAC株式会社では、状況に応じてサーモグラフィ検査にも対応しています。水分の影響が疑われる場所を確認し、必要な手当てを検討します。放置して工事が大きくなる前に、早めの相談がしやすい体制を整えています。


施工前から施工後まで写真をまとめた施工アルバムをお渡しします


工事中はずっと家にいられないことも多いので、どんな工程で進んだのかが見えると安心につながります。TAC株式会社では、施工前から施工後まで各工程の写真をまとめ、施工アルバムとして工事後にお渡ししています。下地処理や塗り重ねの様子が分かるので、見えない部分の不安を減らしやすいです。長く住む家だからこそ、記録として残すことを大切にしています。




まとめ


フッ素樹脂塗料の耐久性は、目安として15年から20年程度と語られることが多い一方で、日当たりや雨の当たり方、外壁材、屋根か外壁かといった条件でブレが出ます。年数だけを頼りにするより、チョーキングやシーリングの切れ、ひび割れなどのサインを知り、点検のタイミングを持つほうが判断しやすくなります。さらに、耐久性を左右するのは塗料だけではなく、下地処理や乾燥時間、塗布量など施工の丁寧さが大きい点も外せません。見積書では工程の書き方、補修内容、保証条件まで含めて比べると、後悔を減らしやすいです。もし今のお家の状態が分からず迷っているなら、写真や機器を使った点検で現状を整理してから考える方法もあります。TAC株式会社では、屋根に上らない点検やサーモグラフィ検査、施工記録の写真整理など、見えにくい不安を減らす工夫を重ねています。気になることがあれば、無理のない範囲でご相談ください。

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2026.02.03

外壁塗装の業者の選び方:失敗が起きる理由

外壁塗装の業者選びは、最初の一歩がいちばん悩ましいところです。見積もりの金額が並ぶと、どれが妥当なのか判断がつきにくいですし、説明を聞いても専門用語が多くて置いていかれることもあります。さらに、工事が始まってから追加費用の話が出たり、仕上がりに不安が残ったりすると、気持ちの負担も大きくなります。この記事では、外壁塗装で失敗が起きやすい理由を整理したうえで、見積書、現地調査、施工管理、保証、契約前確認の順に、業者の選び方を具体的に確認していきます。




外壁塗装の業者の選び方:失敗が起きる理由



外壁塗装は、完成品を買うのではなく、現場で仕上がりが決まる工事です。そのため、業者の選び方を間違えると、金額だけでなく工事内容や保証まで含めて、後から気づくズレが出やすくなります。よくある失敗の原因を先に押さえておくと、比較の軸が作りやすくなります。


相見積もりを取らず価格だけで決めてしまう



最初に提示された金額が安いと安心しやすい一方で、塗装面積や塗料の種類、下地補修の範囲が違えば、金額は簡単に変わります。相見積もりを取らないまま決めてしまうと、比較対象がなく、何が省かれているのかも見えにくいです。最低でも二社から三社で見積もりを取り、同じ条件で比べる意識が大切です。比較のときは、総額よりも内訳の違いに目を向けると判断しやすくなります。


塗料や工程の説明があいまいなまま契約してしまう



塗料は、樹脂の種類や耐候性の設計によって価格も耐用年数の目安も変わります。ところが、塗料名が書かれていない、下塗りの種類が不明、塗り回数が明記されていないなど、説明があいまいなまま契約すると、完成後に確認する手段が少なくなります。工事は、足場、高圧洗浄、下地処理、下塗り、中塗り、上塗りの順で進むのが一般的です。どこに手間がかかるのかを、言葉で説明できるかが見極めどころです。


保証・アフターの確認不足で後悔につながる



外壁塗装は、施工直後よりも数年後に差が出ることがあります。塗膜のはがれ、ふくれ、早期の変色などが起きた場合に、保証の対象なのか、点検はあるのか、連絡先はどこかが曖昧だと不安が残ります。保証は口頭ではなく書面で確認し、対象範囲と免責条件まで目を通すことが大切です。ここを飛ばすと、何かあったときに話がかみ合わなくなります。




見積書でわかる外壁塗装の業者の選び方:内訳と用語のチェック



見積書は、業者の考え方が出やすい資料です。丁寧な見積書ほど、材料と工程が具体的に書かれ、どこに費用がかかるのかが読み取れます。反対に、ざっくりした見積書は、工事内容の確認が難しくなります。ここでは、最低限チェックしたい項目を整理します。


一式表記が多い見積もりの注意点



外壁塗装工事一式のような表記が多いと、何が含まれているのか判断できません。一式がすべて悪いわけではありませんが、足場、洗浄、養生、下地処理、塗装、付帯部、廃材処分などが項目として分かれている方が、比較もしやすく、追加費用の説明も受けやすいです。一式が出てきたら、その内訳をどこまで説明できるかを確認すると、誠実さも見えます。


塗装面積(㎡)と単価の妥当性を確認する



外壁塗装の金額は、坪数や延床面積ではなく、実際に塗る面積で決まります。見積書に外壁の塗装面積が記載されているか、単価が項目ごとに出ているかを確認します。面積が書かれていない場合、比較が難しくなり、金額の根拠も見えません。現地調査での実測や図面の扱い方も含めて、面積の算出方法を聞くと安心につながります。


足場・高圧洗浄・養生・下地処理が明記されているか



仕上がりを左右するのは、塗る前の準備です。足場は安全と品質に関わり、高圧洗浄は汚れやコケを落とし、養生は窓や床を守ります。さらに重要なのが下地処理で、ひび割れ補修、欠損部の補修、ケレン作業などが該当します。これらが見積書に明記されていれば、工程が抜けにくくなります。逆に、下地処理が一行だけの場合は、具体的にどの症状にどう対応するのかを確認したいところです。


塗料名・メーカー・グレードが書かれているか



塗料は、同じシリコンという言葉でも性能が異なります。見積書に塗料名、メーカー名、仕様が書かれていると、後から調べたり、説明を照らし合わせたりできます。下塗り材も重要で、外壁材や劣化状況に合わないと密着性に影響します。上塗りだけでなく、下塗りの種類まで書かれているかを確認すると、工事内容が具体的になります。




現地調査で見抜く外壁塗装の業者の選び方:診断の丁寧さが決め手



見積書の前に行う現地調査は、業者選びの中心になります。外壁の状態は家ごとに違い、同じ築年数でも劣化の進み方は立地や日当たりで変わります。現地調査が丁寧なほど、必要な補修と不要な工事の線引きがしやすく、見積もりの根拠も明確になります。


劣化症状(ひび割れ・チョーキング・コケ)を写真で説明できるか



ひび割れは幅や深さで対応が変わり、チョーキングは塗膜の劣化のサインです。コケや藻は湿気の影響が大きく、洗浄や防カビ性の検討につながります。こうした症状を、口頭だけでなく写真で示し、どの場所にどれだけ出ているかを説明できると、納得して判断しやすいです。写真があれば、家族とも共有しやすく、工事後の確認にも役立ちます。


屋根や付帯部まで確認し、補修の優先度を伝えてくれるか



外壁だけ見て終わりではなく、破風、軒天、雨樋、雨戸などの付帯部も劣化します。屋根も同じ足場を使う以上、状態確認をしておくと判断材料が増えます。全部を同時に工事する必要はありませんが、優先度を整理して伝えてくれると、予算配分がしやすくなります。ここで大事なのは、必要性の説明が具体的かどうかです。


下地の状態に合わせた工事内容を提案しているか



外壁材にはサイディング、モルタルなどがあり、劣化の出方も違います。たとえばサイディングは目地のシーリングが重要で、モルタルはクラック処理が要点になります。下地が傷んでいるのに塗装だけを勧めると、後から不具合が出やすくなります。逆に、状態に対して補修が過剰でも費用が膨らみます。劣化の根拠と、提案する工事内容がつながっているかを確認すると、選び方の精度が上がります。




施工品質につながる外壁塗装の業者の選び方:職人・管理体制の確認



外壁塗装は、塗料の性能だけで決まる工事ではありません。現場での管理や、工程ごとの確認が積み重なって仕上がりにつながります。施工中は毎日家にいるとは限らないため、報告の仕組みがあるかどうかが安心材料になります。ここでは、品質に直結しやすい確認点をまとめます。


施工中の報告(工程写真・日報)の出し方を確認する



工程写真が残ると、下地処理や下塗りなど、完成後に見えなくなる部分も確認しやすくなります。日報があれば、その日に何をしたか、次に何をするかが分かり、生活の調整もしやすいです。報告の頻度や方法は業者ごとに違うため、契約前に確認しておくと、工事中の不安が減ります。書面や共有方法が決まっているかがポイントです。


塗り回数(下塗り・中塗り・上塗り)と乾燥時間の考え方



一般的な外壁塗装は三回塗りが基本で、下塗りで密着性を確保し、中塗りと上塗りで膜厚と仕上がりを整えます。重要なのは、塗り回数だけでなく、塗料ごとに必要な乾燥時間を守ることです。乾燥が不十分だと、密着不良やふくれの原因になります。天候によって工程がずれることもあるため、どのように調整するのかを説明できるかが、管理体制の見極めになります。


近隣への配慮(あいさつ・飛散対策・騒音)を説明できるか



外壁塗装は、足場の組み立て解体の音、高圧洗浄の水しぶき、塗料の飛散など、近隣に影響が出る場面があります。事前のあいさつ回りを行うのか、飛散防止シートや養生の範囲はどうするのか、作業時間帯はどうするのかを具体的に説明できると安心です。近隣トラブルは工事の満足度に直結しやすいので、ここは遠慮せずに確認したいところです。




保証とアフターで選ぶ外壁塗装の業者の選び方:書面の有無が重要



工事が終わった直後はきれいでも、外壁は雨風と紫外線にさらされ続けます。だからこそ、保証とアフターの内容が現実的かどうかが大切です。業者の説明が丁寧でも、書面がなければ内容が曖昧になりやすいです。ここでは、確認すべきポイントを三つに分けて整理します。


工事保証の範囲(塗膜のはがれ等)と年数を確認する



保証でまず見るのは、対象が何かです。たとえば塗膜のはがれやふくれなど、施工に起因しやすい不具合が対象になることがあります。一方で、地震や台風など外力による損傷、下地そのものの劣化が原因の場合は対象外になるケースもあります。年数だけで判断せず、どの症状が対象で、どの条件なら対応になるのかを確認すると、後悔が減ります。


定期点検の有無と連絡窓口の体制



点検がある場合は、時期と内容を確認します。目視確認なのか、写真記録があるのか、補修が必要な場合の流れはどうなるのかまで聞いておくと安心です。また、連絡窓口が担当者個人だけだと、異動や退職で連絡がつきにくくなることがあります。会社として窓口があるか、受付時間や連絡手段が明確かも、業者の選び方の一部になります。


免責事項や対象外条件を事前に把握する



保証書には免責事項が書かれていることが多いです。たとえば、結露が原因のふくれ、構造上の雨漏り、既存下地の不具合などが対象外になることがあります。ここを読まずにいると、いざというときに想定と違ってしまいます。難しい言葉が並んでいたら、具体例を挙げてもらうと理解しやすいです。納得できるまで確認することが、トラブル予防になります。




適正価格を見極める外壁塗装の業者の選び方:費用相場と値引きの注意点



外壁塗装の費用は、家の大きさだけでなく、外壁材、劣化状況、足場の条件、付帯部の範囲で変わります。そのため、相場を知りつつも、自宅の条件で何が増減要因になるのかを把握することが大切です。ここでは、価格比較でつまずきやすい点を具体的に見ていきます。


坪数・延床ではなく塗装面積で比較する



見積もり比較でよくあるズレが、坪数ベースの会話です。延床面積は室内も含むため、外壁の実面積とは一致しません。外壁の塗装面積が見積書にあり、算出根拠が説明されていると、比較が現実的になります。ベランダの内側や出窓周りなど、形状で面積が増えることもあるので、現地での確認を踏まえた数字かどうかがポイントです。


極端な値引きが起きる仕組みとリスク



値引きそのものは珍しくありませんが、極端な値引きが提示された場合は理由の確認が必要です。たとえば、最初の見積金額が高めに設定されていた、仕様を下げた、工程を簡略化したなど、背景はいくつか考えられます。金額が下がった分、塗料のグレードや下地処理の範囲が変わっていないかを見積書で確認すると安心です。説明が曖昧な値引きは、後から追加費用につながることもあります。


追加費用が出やすい項目(下地補修・付帯部・シーリング)



追加費用が出やすいのは、開けてみないと分からない下地の傷みや、想定以上のひび割れ補修が必要になった場合です。また、付帯部の塗装範囲が見積もりに含まれていない、シーリングの打ち替えが部分補修になっているなど、範囲の違いでも金額は変わります。追加が起きる条件と、追加時の単価や上限の考え方を事前に確認しておくと、予算の見通しが立ちやすくなります。




契約前に確認したい外壁塗装の業者の選び方:トラブル回避のポイント



見積もりと提案に納得しても、契約書の内容が曖昧だと、工事中の変更や支払いで行き違いが起きやすいです。契約前は気が張る場面ですが、ここで一度立ち止まると、後の負担が減ります。確認すべき点を順に整理します。


工事請負契約書に工期・支払い・変更条件があるか



契約書では、工期の目安だけでなく、天候で延びる場合の扱い、支払いのタイミング、着工金や中間金の有無を確認します。さらに、追加工事が発生したときに、誰がどの書面で承認するのかが明記されていると安心です。口頭で進むと認識がずれるため、変更時は書面に残す運用になっているかを見ておきたいところです。


クーリングオフやキャンセル時の取り決め



訪問販売など、契約形態によってはクーリングオフの対象になる場合があります。制度の説明があるか、書面が渡されるかを確認します。また、自己都合でキャンセルする場合の違約金や、材料発注後の扱いも事前に把握しておくと安心です。分からない点を質問したときに、落ち着いて説明してくれるかも、業者の選び方の材料になります。


カラー決めの手順(色見本・試し塗り・近隣との調和)



色決めは、カタログだけだとイメージがずれやすいです。小さな色見本は明るく見えやすく、外壁の大きな面で見ると印象が変わることがあります。屋外での見え方を確認できるか、試し塗りが可能か、屋根やサッシとの相性を一緒に整理できるかを確認すると、後悔が減ります。近隣との調和はルールではなく配慮の話ですが、事前に相談しておくと安心材料になります。




TAC株式会社での外壁塗装の業者の選び方:相談から引き渡しまでの進め方



ここまでの選び方を踏まえると、業者側がどの段階で何を見せてくれるかが重要だと分かります。TAC株式会社でも、調査、見積もり、施工中の共有、完了確認を分けて、分かりにくい部分が残らないように進めています。流れを知っておくと、相談時に確認しやすくなります。


現地調査で劣化状況をわかりやすく共有する取り組み



現地調査では、外壁のひび割れやチョーキング、コケの付着、シーリングの切れなどを確認し、状態を写真とあわせて共有しています。どこがどの程度傷んでいるかが分かると、補修の必要性や優先度を整理しやすくなります。屋根や付帯部も同時に確認し、足場を組む工事としてまとめて検討できる材料を揃えます。


見積書は工程・材料・面積が伝わる形で提示する方針



見積書は、一式表記をできるだけ減らし、足場、高圧洗浄、養生、下地処理、塗装工程、付帯部などを分けて提示しています。塗装面積と単価、塗料名やメーカー、下塗り材の種類も記載し、説明と数字がつながる形を意識しています。比較検討の段階で、どこが違うのかが読み取れると、判断がしやすくなります。


施工中の報告と完了時の確認で不安を減らす考え方



施工中は、工程写真や日々の進捗共有を行い、見えなくなる工程も後から確認できるようにしています。塗り回数や乾燥時間は塗料の仕様に沿って管理し、天候による調整が必要な場合は理由と予定を共有します。完了時には仕上がりの確認を一緒に行い、気になる点があればその場で確認しやすい流れにしています。




まとめ



外壁塗装の業者の選び方は、調査の丁寧さ、見積書の内訳の明確さ、施工中の管理と報告、保証とアフターの書面確認、この四つを軸にすると整理しやすいです。金額だけで比べると、塗料や下地処理の範囲が見えにくくなり、工事後の納得感にも差が出ます。迷ったときは複数社で見積もりを取り、説明の分かりやすさと、質問への回答が具体的かどうかを基準にすると判断しやすくなります。TAC株式会社でも、現地調査の写真共有や、工程と材料が分かる見積書、施工中の報告、書面での保証確認を大切にしています。外壁塗装の進め方を相談しながら整理したい場合は、状況を伺いながら一緒に確認します。

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2025.06.09

屋根塗装を怠ると資産価値が下落?見逃せない経済的リスク

家の屋根を最後に塗装したのはいつだったか、思い出せないという方も多いのではないでしょうか。日々の生活に追われる中で、屋根の状態を気にする余裕がないのも無理はありません。しかし、屋根塗装を長年放置すると、思わぬトラブルや高額な修繕費用につながる可能性があります。特に戸建て住宅を所有している方にとって、住まいのメンテナンスは資産価値を守る上で欠かせないポイントです。 本記事では、屋根塗装を怠ることで起こる経済的リスクについて詳しく解説します。塗装を後回しにすることで発生する問題や、放置したままの状態がどのように家計に影響を及ぼすのかを明らかにし、家を守るために知っておきたい情報をお届けします。

屋根塗装を怠ると発生する主な劣化症状

屋根塗装を長期間行わないことで、住宅にさまざまな劣化症状が現れ始めます。屋根は外的環境から住まいを守る重要な役割を担っており、常に日光や雨風にさらされています。塗装によって保護されている屋根材も、年数が経過するにつれてその機能が徐々に失われていきます。劣化が進むと見た目が悪くなるだけでなく、建物全体の寿命にも大きく影響することになります。

色あせや塗膜の剥がれ

時間の経過とともに、屋根表面の塗膜は紫外線によるダメージを受け、徐々に色が薄くなっていきます。色あせは見た目の印象を損なうだけでなく、防水機能の低下を意味しています。また、塗膜が剥がれた部分からは雨水が浸入しやすくなり、内部の素材を劣化させる原因にもなります。

ひび割れや欠けの進行

塗装が劣化すると、屋根材そのものが風雨に直接さらされることになります。その結果、気温の変化や湿度の影響で、屋根材にひび割れや欠けが生じやすくなります。一度発生したひびや欠けは次第に広がり、補修では対応できなくなることも少なくありません。

コケやカビの繁殖

屋根の表面が水をはじかなくなると、湿気がたまりやすくなり、コケやカビが発生しやすくなります。特に日当たりの悪い北面では、コケの繁殖が進みやすく、滑りやすくなるため非常に危険です。放置しておくと、屋根材の内部にまで根を張り、深刻な損傷を招く恐れがあります。

雨漏りのリスク増加

塗膜の劣化や屋根材のひび割れ・欠け、コケの繁殖などが重なると、最も深刻な問題である雨漏りが発生するリスクが高まります。雨水が屋根から内部に浸入すると、天井や壁のシミ、木材の腐食など、建物全体の構造に悪影響を及ぼします。雨漏りが進行してからでは、修繕には多額の費用がかかるため、早めの対策が求められます。

屋根塗装をしないことで生じる経済的リスク

屋根塗装を怠ることによる影響は、見た目の劣化や住環境の悪化だけにとどまりません。実は、経済的なリスクにも直結しています。目に見える劣化を放置してしまうことで、結果的に高額な修繕費が必要となるケースも多く、家計への負担が一気に増してしまうのです。

修繕費用の増加

定期的に塗装を行っていれば、比較的低コストで済んでいたメンテナンスも、劣化が進んでからでは大がかりな修繕が必要になります。屋根材の葺き替えや部分的な補修工事などは塗装以上に費用がかかるため、結果的に出費が膨らむ可能性があります。

資産価値の下落

家の外観や状態は、資産価値に大きく影響します。屋根が色あせていたり、ひび割れが目立っていたりする家は、買い手からの印象も悪くなり、相場よりも低い評価を受けてしまう恐れがあります。定期的な塗装によって見た目を保つことは、資産を守る上で非常に重要です。

住宅売却時の価格低下

将来的に住宅を売却する際、買い手は必ず建物の状態をチェックします。屋根の劣化が見られる場合、それを理由に値引き交渉をされることが一般的です。また、修繕が必要な状態のまま売却しようとすると、思っていた価格で売れず、売却自体が難しくなることもあります。

火災保険の適用外となる可能性

自然災害などで屋根が損傷した場合、火災保険で補償されることがありますが、日頃のメンテナンス不足が原因と判断されると、保険金が支払われないケースもあります。保険会社は「適切な維持管理」がされていたかを重視するため、塗装を怠っていたことが不利益につながることもあるのです。

屋根塗装の適切なタイミングとその目安

屋根の劣化を放置せず、適切な時期に塗装を行うことは、住まいを長持ちさせるために欠かせません。しかし、「具体的にいつ塗装すべきか分からない」という声も多く聞かれます。

築10年前後での点検の重要性

新築から約10年が経過すると、屋根に目立った劣化が表れ始めます。この時期に点検を実施することで、大きなトラブルを防ぐことが可能です。早期発見によって、塗装だけで済むケースも多く、コストを抑えることにもつながります。

屋根材別の耐用年数

屋根に使用されている素材によって、塗装の最適なタイミングは異なります。スレート系なら7〜10年、金属系は10〜15年、塗装された瓦屋根では10〜20年が目安とされています。それぞれの耐用年数を踏まえた管理が大切です。

劣化症状のチェックポイント

異変に早く気づくためには、いくつかのチェックポイントを押さえておく必要があります。色あせ、ひび割れ、苔やカビの発生などが見られた場合は、塗装のサインです。こうした症状を放置せず、専門業者に相談することが重要です。

専門業者による診断の必要性

自分の目だけで屋根の状態を判断するのは非常に難しく、危険を伴います。そのため、診断は専門知識と経験を持つ業者に依頼するのが安心です。正確な状況を把握することで、今後の対応も計画的に進められるようになります。

屋根塗装を行うことで得られるメリット

屋根の塗装は、単なる見た目の改善にとどまらず、住まいの機能や快適さを保つためにも大きな役割を果たします。適切な時期に塗装を施すことで、住宅全体の価値を守ることができ、長期的に見ればコスト削減にもつながります。

美観の維持と向上

経年によって色あせた屋根は、住まい全体の印象を損ねてしまいます。塗装を行うことで新築時のような美しさを取り戻すことができ、外観の魅力が大きく向上します。住宅の第一印象が良くなることで、ご近所や来客にも良い印象を与えることができます。

屋根材の耐久性向上

塗装には屋根材を保護する役割もあります。防水性や耐候性を高める塗膜を形成することで、雨風や紫外線によるダメージを防ぎます。これにより、屋根材そのものの寿命が延び、大掛かりな補修を避けることができるのです。

室内環境の改善

断熱効果や遮熱性能の高い塗料を使用すれば、屋根からの熱の侵入を抑えることが可能になります。特に夏場の室内温度上昇を軽減し、冷房効率を高めることができるため、光熱費の削減にもつながります。住み心地の良さが増すのも大きな利点です。

資産価値の維持と向上

屋根の状態は、住宅の資産価値を左右する重要な要素です。定期的に塗装を行うことで、建物の状態が良好に保たれ、将来の売却時にも高い評価を受けやすくなります。資産としての住宅を守るためにも、塗装は不可欠な手段といえます。

屋根塗装を怠った場合の修繕費用の比較

屋根の塗装は、定期的に行うことで比較的安価に住宅の保全ができますが、これを怠ると費用は跳ね上がってしまいます。劣化が進行するほど、修繕にかかる手間や費用は増大し、最悪の場合には大規模な改修工事が必要となることも。

定期的な塗装と葺き替えの費用差

通常の屋根塗装であれば、費用は30万円〜80万円ほどで収まるケースが多いです。しかし、屋根材が劣化して葺き替えが必要になった場合、その費用は100万円を超えることも珍しくありません。定期的な塗装をしておけば、このような大掛かりな工事を回避でき、結果として費用を大きく抑えることが可能です。

劣化放置による追加工事のリスク

塗膜の剥がれやひび割れなどの軽度な劣化を放置してしまうと、屋根内部にまでダメージが広がり、野地板の補修や断熱材の入れ替えなど、追加工事が必要になります。これらの工事には多額の費用がかかるため、早めの塗装でリスクを減らすことが重要です。

早期対応によるコスト削減

劣化を早期に発見し、必要な塗装を行うことで、長期的に見た住宅の維持費を大幅に抑えることができます。目に見えるトラブルが起きる前の点検と塗装こそが、将来の無駄な出費を防ぐ最も確実な方法です。

火災保険の活用方法

台風や大雨などの自然災害で屋根が損傷した場合、火災保険を使って修理できる可能性があります。ただし、保険の適用には「適切な管理」がされていたことが前提となります。塗装を怠っていたと判断されれば、保険金の支払い対象外となることもあるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

屋根塗装におけるTAC株式会社の取り組み

屋根塗装を任せる際には、どのような施工が行われているか、事前にしっかり確認することが大切です。信頼できる業者であれば、見えない部分まで丁寧に点検し、長く安心できる住まいづくりをサポートしてくれます。

高耐久遮熱フッ素樹脂塗料の採用

一般的な塗料よりもはるかに長持ちする遮熱フッ素樹脂塗料を使用。これにより、再塗装のサイクルが伸び、長期的には経済的なメリットも得られます。さらに、夏場の室内温度上昇を抑えられるため、快適な住環境の維持にもつながります。

高所点検カメラでの安全な屋根診断

屋根の状態を正確に把握するため、11メートルの高所点検カメラを活用。作業員が実際に屋根に登ることなく、安全に点検を行うことができます。撮影された写真をもとに報告書を作成し、現状を分かりやすく伝える体制が整っています。

目に見えない劣化も捉えるサーモグラフィ検査

雨漏りの兆候や外壁の内部劣化など、外見では分からないトラブルも、赤外線カメラを用いた検査で早期に発見可能です。これにより、施工のタイミングを逃さず、余計な修繕費をかけずに済むケースも多くあります。

透明性のある施工記録の提供

工事の工程を記録した約200枚の写真をアルバムとしてまとめ、施工完了後にお客様へ提供。どのような作業が行われたのかが明確になり、安心感にもつながります。創業当初から続くこの取り組みは、信頼を築くうえで大きな役割を果たしています。

まとめ

屋根塗装を怠ることによって、住まいの見た目が損なわれるだけでなく、構造そのものに深刻なダメージを与える可能性があります。特に、雨漏りやひび割れなどの症状が出てからでは手遅れとなり、大規模な修繕が必要になることも少なくありません。こうした事態を防ぐには、定期的な点検と計画的な塗装が欠かせません。 築10年を目安に点検を行い、屋根の状態に応じて適切な対応を取ることで、大きな出費を抑え、資産価値を保ち続けることができます。また、見た目の美しさや断熱性の向上、火災保険の活用といった多くの利点も得られます。 塗装を行う際には、住宅の状態を正確に把握し、安全に診断・施工してくれる業者に依頼することが重要です。遮熱性能のある塗料や高所点検カメラ、サーモグラフィによる検査、施工記録の提供といった体制が整っている業者であれば、より安心して任せることができるでしょう。 住まいの寿命を延ばし、安心して暮らし続けるために、屋根塗装の重要性を今一度見直してみてはいかがでしょうか。 ぜひご相談ください。

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